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自主学習『語学学習』IELTS(英語学習者向け)

#IELTS参考書

(選書・解説:英語スタッフ:人文 M2)

About IELTS:

i.e. International English Language Testing System,「 IELTS(アイエルツ)」とは、英語熟練度を測る検定の一つとして、ケンブレリッジ大学英語検定機構、英語文化振興会とIDP Educationによって運営されます。アメリカ英語やカナダ英語を中心にするTOEFLと違い、IELTSは更なる国際的英語を着目します。IELTSは二つの枝に分けています:academic testは留学のためのテストであり、general testは移民のためのテストです。難易度から見れば、academic testの方がより難しいです。特に聴解(listening)の部分でブリティッシュアクセントだけではなく、オーストラリアアクセントやインドアクセントもよく現れています。

練習として、どんな言語検定試験でも、本物の試験問題から練習することは正解だと思います。なぜなら、私たちに問題の特徴や難しさをより早く把握できるだけではなく、自分は今どこが不足なのかもわかります。そのため、ケンブリッジ大学出版社に出版されたCambridge English IELTS(中央図書館2F語学コーナーにある)は一番おすすめです。2020年3月までこのシリーズは14冊が出版されましたが、中央図書館では13冊まで所蔵しています。ここで注意するべきなのは、第1冊から第10冊までacademic testとgeneral testの練習は同じ本で混ざるですが、第11冊からacademic testの本は独立されました。運営機構からの練習がかなり少ないので、これらの本を最大限に使うことが重要です。最新の問題タイプなどの基本から慣れるため、まず最新の巻から練習することは一番良いと考えます。

IELTSの「Reading テスト」は、学術的読解を主に、その範囲が生物学や地理学などを含めています。専門的な語彙はよく現れます。そのため、普段にそれらの範囲における語彙を増やすなら、読解にかける時間は短くすることができます。

Readingテストおすすめ参考書

・Cambridge English IELTS 1-10: with answers: authentic examination papers:

 中央館2F 語学教材 請求記号:830.78||C

・Cambridge English IELTS 11-13 academic student’s book with answers:

 中央館2F 語学教材 請求記号:830.78||C

小林敏彦著, 『ニュース英語パワーボキャビル3000語』

 中央館2F 語学教材 請求記号:834||Ko

中澤幸夫著, 『テーマ別英単語ACADEMIC(academic vocabulary for intermediate learners) 』

 中央館4F 請求記号:834||N 

National Geographic, “Reading Explorer” 1-4

 中央館2F 語学教材 請求記号:830.7|| D

Reading Explorer 1での語彙は相対的に簡単だから、地理や生物に関する背景知識を豊かにする資料になれます。それらの資料はCDが付いているので、読解の練習と見なすだけではなく、聴解練習にも役に立っていると思います。語彙を積み重ねつつ、繰り返し練習をすることが必要になります。IELTSの「Reading テスト」での文章は長いので、全部を読み取るなら、リーディングにかける時間が不足になります。ここでの豆知識について、毎段落における最初の文がこの段落の旨だというのはIELTS読解部分の一つの特徴です。これを踏まえ、まず段落の主旨を把握して、その後下の質問を読んで、それらの質問を持って、その段落で答えを探すのは一番賢明だと思います。間違えた質問について、自分が原文を徹底的に理解するまで繰り返して読むことは大事だと思います。

IELTSのListeningテストは一番の難しいと思います。国際的英語から考察するため、ブリティッシュアクセントやアメリカアクセントはもちろん、さらにオーストラリアアクセント、インドアクセントも含めています。聴解教材を繰り返して聴くことは大事だと思います。特に聴解材料のディクテーションの練習をする必要があります。ディクテーション(dictation)とは、聴解教材を繰り返して再生して、聞き取った単語を一つ一つ書き下すという練習です。自分の経験ですが、これは聴解能力を成長させる練習です。

Speakingテストは三つのパートを分けています。その中でパート1は一番基礎的問題です。パート2&3では面接官の問題に対して自分の観点を明らかに表明することです。本物の問題を練習する一方で、ネーティブ話者と話し合うことも良い選択肢になるかもしれません。例えば中央図書館で日本人学生に向ける Let’s talk in English というワークショップを定期的に行っています。みなさんはこのような機会も十分に利用すれば、口頭英語能力も成長されます。

Writingテストは二つのパートがあります。パート1では、グラフや図形を分析し、自分の言葉で客観的に説明することです。パート2では、ある主張や問題についてエッセイを書くことです。パート1に対する練習には、用語の単一化を避けるため、まずデータを表す単語の集めが必要です。データをよく用いる経済ニュースなどはいい方法になれると思います。次には、どのようにグラフでの変化点を説明するのも重要です。どこで変化を起こすのか、変化はどのようなことを意味するのか、このような問題を考えなければいけません。パート2に対する練習には、本物の題目の練習はもちろん、例文を読むことも大事だと思います。その作者はどのように自分の立場を明らかにするのか、どのような現象や証拠を用いて、その立場を支えるのか、どのようにまとめるのか、それらの問題を持って例文を読むことが重要になります。レーアウトや言葉の扱い方などの練習は長い時間をかかります。writing能力の成長はそんなに速くないけど、みなさんは落ち着いて練習したら、必ず良い結果をもらえます。

一言を言うと、本物の練習問題を最大限に使い、試験のモードを慣れた後、テストの時間のうちに問題を完成することが目標です。

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