#レポートの書き方,#新入生向き,#プレゼン
(選書・解説:日本語スタッフ:教育 D3)
新入生のみなさん,中央図書館へようこそ!
展示場所:中央図書館 2階 ライティング関連図書コーナー
ライティング図書コーナーには,大学での学習・研究方法を知るのに役立つ本が集めてあります。4・5・6月中は,中でも特に新入生のみなさんに読んでほしい本を,大学院生スタッフが厳選し,展示しています。講義の受け方やレポートの書き方など,わからなくて困ったら,まずはこの本をどうぞ!
学生生活全般
ようこそ大学へ!大学には,望めばいくらでも学べる自由があります。その反面,自分からほしがらなければ何も得られない厳しさもあります。前から大学にいる人々とうまくやりながら学生生活を充実させるための,基礎知識を身に着けられる本。
- 向後千春『18歳からの「大人の学び」基礎講座』
- 佐藤望編著『大学生のための知的技法入門(アカデミック・スキルズ)第2版』
- 奥村晴彦・森本尚之『基礎からわかる情報リテラシー』改訂第3版
- M.J.アドラー, C.V.ドーレン,外山滋比古, 槇未知子訳『本を読む本』
学習・思考・情報探索
レポートや口頭発表の準備に取り組み始めると,何が正解かわからなくて悩むことがあるでしょう。個別具体的なケースへの対処法はネット検索でもある程度調べられますが,考え方や書き方のルールの背景にある原理原則を学ぶには本が便利です。
- 梅棹忠夫『知的生産の技術』
- 戸田山和久『「科学的思考」のレッスン』
- 野矢茂樹『論理トレーニング』
- エコ,U,谷口勇訳『論文作法』
- 澤田昭夫『論文の書き方』
- 野島高彦『誰も教えてくれなかった 実験ノートの書き方』
アカデミックコミュニケーション
あなたの説明の「わかりやすさ」の条件は,受け手の文化によって変わります。レポートやプレゼンを「論理的だ」「優れている」と判定してもらうには,大学的な評価基準を先回りして学んでしまうのがよいでしょう。
- 身延庄士郎『理系のためのレポート・論文完全ナビ』新版
- 佐渡島沙織・他『これから研究を書くひとのためのガイドブック』
- 酒井聡樹『これからレポート・卒論を書く若者のために』第2版
- 菊田千春・北林利治『大学生のための論理的に書き、プレゼンする技術』
- Allen, K,伊藤俊洋監訳『スタディスキルズ』
英語のライティングの本
比較的読みやすい洋書の中から,英作文一般を扱う本と,アカデミック・ライティングに絞って論じているものとを紹介しています。
アカデミック・ライティングの作文ルールにおいて,使用言語による違いはそれほど大きくありません。英語でレポートを書かなければならない人はもちろん,使用言語は日本語だけど大学式の書き方を英語で学んでみたいという人も,ぜひ気軽に“英語の本”を手に取ってください!
- Zinsser, W. “On Writing Well” 7th ed.
- Barnet, S., Bellanca, P., Stubbs, M. “A Short Guide to College Writing” 5th ed.
- Taylor, G. “A Student’s Writing Guide: How to Plan and Write Successful Essays”
- Turabian, K. L. “A Manual for Writers” 9th ed.
書誌リスト:中央図書館で配布中です。貸出用を利用する場合は、配置場所と請求記号をリストで確認してください。